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ウッドデッキのリフォーム,。2009-1129

施工前。
全体的に朽ちて、一部抜け落ちている。これを除却して新たに構築する。



完了後。


朝の陽気の中で空気が揺らいでる。
夜露が蒸発して、薄靄(うすもや)となって、たなびいている。
一時的に、風景がぼやけてかすんでいる。
たゆとう空気の中で、まどろみうつろいでいる。
夢と現実の行き交うプライベートな空間。





主庭から見る @。





主庭から見る A。







主庭、傾斜地の最下部より、デッキを見上げる。






路地から、反対側ステップを見る。








ウッドデッキの施工過程。


雑草除却、整地。



床掘り。



基礎、束石据付。




砕石、敷き慣らし、天圧。
* 現地の状況、予算によって仕様が異なります


「束」、および「床受け」立上げ。


ここから先は、「床板」を貼ってゆくだけで完成です。
(向かって左上に一部分、床板が貼られている)





メモ。

今回は古くなったウッドデッキの除却・再構築です。
既存デッキは10年程前のものですが、
当時はまだアイアンウッドというのが無く、
ウエスタンレッドシダーが一般的で、
当時としては最高の材質でありましたが、
やはり、当時においても10年程度が耐用年数と言われていました。


今回は、
アイアンウッド(ウリン)を全てに使用しました。
これの耐用年数は30〜50年程度と言われています。
以前のレッドシダーとは、強度において格段の違いです。
また、天然木を模した人工の「木材」とは、
やはり自然の風合いという点でも、
アイアンウッドが著しく優れています。

さらにまた、
既存のレッドシダー、あるいは「人工の木」と比較すると、
インターネットによる、輸入元からの直接仕入れが可能となった事。
いいかえると、エクステリアメーカーと元請けを、
通さないという点で、実に、「革命的」なのです。
既存のエクステリア業界のシステムとルールを破壊する、
文字通り、「イノベーション」なのです。
この業界から、コネと談合を排除するシステム。
いままでの常識や価値観、
さらには本質的には、社会のキズナ(絆)が変ります。
業界というのが、そして会社やケイレツというのが、
限りなく圧縮されて、フラット(水平)になる。
メーカーという名のブローカー(=口利き屋)の、
存在意義が問われはじめる。

最も深刻で残酷なのは、個人というのが、
自立という名の、「一人ぼっち」のアイデンティティーに、
苛(さい)まれ苦しむことになる。





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