以下、このページの写真はすべて、
工事完了後に施主様が送ってくださった画像です。
同じものを見ても、見る人によって感じ方は様々。
まるで生きた人の表情のように感覚が伝わってきます。
カメラのレンズを通して、別世界を散策するようなものです。
庭への想いが伝わって来ます。
画像でのお便り、ありがとうございました。
現況。
デザイン全景。
* 今回は、赤色のアンティークレンガを使用しました。
(品切れが多々ありますので一般には勧めできません)
↓施工後。テラスから眺める。
枕木花壇の拡大。

「枕木」は手前から奥に行くに従い、
段々畑のように少しずつ高くしてあります。
これは、予想される植栽のレイアウトに対応しています。
つまり、手前から草花、低木、中木と配置されることになります。
これは景色としての構成と、管理のしやすさを考えてのことです。
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2階から眺めた「枕木花壇」。

和室側から眺める。

同上、拡大。

S型花壇。

古びたアンティークなレンガに、
草花が妙に溶け込んでいる。
陽だまりで、まどろむ犬。(犬になりたい)
室内のリビングからの眺め。

レンガは、カーブを描きながら、緩やかな山を形作っています。
何から何まで型ではめたように厳格にしてしまうと、かえって落ち着きません。
むしろ少し曖昧なくらいが、自然な感じがします。
2階からの眺め。

こじんまりした、かわいらしい感じのテラスです。
庭全体のバランスからいっても、ちょうど良い感じです。
当初、人が集れる、もっと大きなテラスをお勧めしました。
でも実際には、ライフサイクル・スタイルは家ごとに異なります。
家族構成・年齢・休日の過ごし方など等、様々です。
テラス一つとっても、
テーブルを置いたり、バーベキューするだけのものではありません。
肝心なことは、それを暮らしの中でどう活かすかということではないでしょうか。
そうしたことを、改めて考えさせられた現場でした。
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施工中。
↓テラスの「洗出し」

←うまく出来たかな?

周囲の掃除。
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