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index(索引)<造園例< 2003年10月 兵庫県神戸市(・Image)
「ガーデニングが嫌いだ」という人はいないと思います。
ただ、そうした時間的余裕がない、ということだと思います。
もっと気ままに、楽しく自然と付き合えたら・・・。
植栽スペースはなるだけ小さくまとめて、手入れをしやすくしています。
今回は、庭のリフォームです。 ↓施工前。

↓ 施工後。
「庭」の周囲が隣地に囲まれており、
まず、プライバシーの確保し
リビングからウッドデッキへ、そしてテラスへと空間を広げる。
さらには、それらを違和感なく包み込むように植栽を配置する。
また、花壇、外柵などはそれ自体が、オブジェあるいは連続した風景となるよう、心がけました。
理由。
庭の外柵は、たんに「視線を遮る」だけでなく、
外柵自体が一つの風景。
柵の中心部が最も高く、周辺に沿って放物線を描きつつ下っていきます。
丁度、江戸時代の代官様のヘルメットのような感じです。
通風・採光を確保するために、「幕板」の間隔は少し開けています。
プライバシーからいっても、見えるようで見えないような丁度良い感じです。
「柵」自体の、台風などの風圧に対する強度も増します。
材質は「ウリン」で、耐用年数は30年程度といわれています。
「柵」の中心部。
柱の基礎部。

束の間の休日を我が家の庭で。
椅子を持って来て、空の下での読書。
デッキの上での昼寝も良し。
あるいはガーデニングでもしてみるか?
既存デッキから、南西方向を眺める。

ウッドデッキからレンガテラスへ。さらにレンガテラスから花壇へ。
そうした導線計画、
そしてそれに見合った「点景木」の配置。 |

よく目立つ、南東コーナー部の花壇は、天端部分を広くして、
ポットを置いて見たり、人形を置いたり、
あるいは人が座ったりして、くつろぎやすくしています。

庭の右手に勝手口を新たに設けました。
使いやすさを考え、階段をやめてスロープにしました。
上りきった所は、まともに庭が見えないように、
レンガで少しだけ隠して、植栽を通して庭が見え隠れしています。
斜め上かた見たところ。

反対側から見たところ。

全景。
施工中。
柱の基礎の穴堀り。

「外柵」の、柱の加工。

付録:「ジャミ石」。
